「仲道郁代ピアノ・リサイタル 悲哀の力」が4月12日(金)、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(阪急西宮北口)で開催される。ピアニストの仲道郁代が自身の演奏活動40周年とベートーベン没後200年が重なる2027年に向けて東京で続けるシリーズ公演から、ベートーベン「ピアノ・ソナタ第8番『悲愴(ひそう)』」と、同氏を尊敬していたブラームス、シューベルトの名曲を届ける。
これまでも演奏会やCD制作でベートーベンを長くテーマにしてきた仲道。「“生や死”などを問い続け、生み出されてきた彼の音楽に私は人生をかけて向き合っていきたい。表面的な悲しみや苦しみだけでなく、その奥底にある人間賛歌のメッセージを私も音楽家の一人として音で伝えたいんです」と力を込める。
センターは05年の開館以来、コンサートで毎年立ち続けてきた特別な場所。「阪神大震災からの文化復興のシンボルとして、音楽の持つ力をこの地で常に感じてきました。今回はこれからの私を示す、覚悟の公演。皆さんの心に残るコンサートにしたいですね」
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